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    第八章 「ジェノバの休日」

    THE 山地伝説 第一章~第七章は こちら

    第八章 「ジェノバの休日」

    その昔、「ジェノバ」という喫茶店があった。
    ここのスパゲッティは絶品であり、イタ飯ブームが来るず~っと昔から我々の味覚に刷り込まれている。
    俺のパスタの基準はここの味であり、今でもここの味を超えるパスタに出会っていない。

    さて、この話はそんな素敵な喫茶店で起こったちょっと奇妙な物語である。

    そのころ俺達は週に数回ここを訪れて、ランチや夕飯を食べるといった生活をしていた。
    今のように携帯やメールなど無かった時代、ここに来れば仲間の情報も得られるといった貴重な情報スポットとしての役割も果たしていた。

    とある休日の夜、俺はいつものようにジェノバに夕飯を食べに行った。
    正確な時間は覚えていないが、夕飯を食べに行ったのだから19時前後か。
    ドアを開けて中をのぞくと、カウンター席に山地の姿が見えた。

    「おう、来てたのか」

    軽く声をかけ、カウンターの隣の席に座り、メニューをひろげる俺。
    山地はうつむいたままマンガを読んでいた。
    そしてカウンターの上には、飲み終えたコーヒーカップが。

    「さて、何を食うかな? お前、何食べた?」

    当然、もうすでに食事が済んでいると思われた山地に何気なく聞く俺。

    「あ、もうそんな時間か。じゃあ俺も何か食べるかな~」

    えっ、こいつは飯を食いに来たんじゃないのか?
    予期せぬ回答に俺の思考が追いつかない。
    もしかして、コーヒーを飲みに来ただけか?
    確かに夕飯を食べ終わるにはまだ時間が早いが...

    そこへ注文を取りにジェノバのママさん登場。

    「山地君、お昼から来てるのよ」

    「な、なにっ!なんですと?」

    つまり、こういうことか。
    彼はランチを食べにここへやってきた。
    ランチを食べ終えた後も、マンガを読みふけっていた。
    気づいたら夜になっていた。
    腹が減ったので、夕飯を食べようとしている。
    12時にここに現れたとすれば、7時間をここで過ごしているということか!
    飲み終えたコーヒーがあるということは、途中コーヒーでも頼んだのか?

    「ママさんにランチコーヒーのお代わりをサービスしてもらっちゃった。」

    「な、なにっ!なんですと?」

    ランチセットだけで7時間ここにいたのかっ!

    「じゃあ、俺 月見納豆スパ食おうっと。」

    呆れ顔のママさんを横に、平然と注文をする山地。
    昼飯を食べにきて晩飯まで食ってしまう山地。

    そう、彼は確かにその日、そこにいたのだった。

    第八章 完 





      





    野生に放たれた彼は...!

    頼れるものは自分自身のみ...!!

    今まさに彼の本領が発揮されるっ!!!


    「THE 山地伝説」

    第九章 「北陸からの帰還」

    COMING SOON !


    彼の正体が今明かされる...


    コメント

    それって○地だよな!
    「○○の放課後」だけで奴なら5時間は大丈夫だな!
    「4コマうさちゃん」もかなり名作(迷作)だな!
    たまにおれの「レストア日記」も内輪ではうけてたよな!
    いやあなつかしいな 横堀さんだっけ げんきかな! CB450DOHCだよな!また、食いに行きたいねえ ストリームかなんかに乗ってよお! 雨の日の白線は摩擦係数が格段に下がるので 特にスクーターの場合はこけて腕の骨折をしないように注意せねばな!

    実名でやんなよ(爆)

    この物語はすべてフィクションです。
    同名の実在の人物、団体、及び企業等とは一切関係ありません。

    だって、こんな奴普通いないでしょ?(笑)

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