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    人柱はミイラと出会う


    人柱、お歯黒、参勤交代等の昔の日本の風習が現代でも行われているというパラレルワールドが舞台の謎解きミステリー。
    主な登場人物は、奇妙な風習に戸惑いながら日本に馴染んでいくアメリカからの留学生リリー、リリーのホームステイ先の女子大生慶子、そして慶子のいとこで人柱職人の東郷。
    3人がさまざまな事件に遭遇し、東郷の推理によって解決していくという連作短編ミステリーだ。

    ※人柱職人とは、建築工事の際に地下に作られた個室に人柱として躯体工事完了まで数ヶ月間(数年にわたることもある)こもっているという職業。
    娯楽の類は一切持ち込めないため、強靭な精神力を持つ選ばれたものだけがその職に就ける。
    という設定。

    無理がありそうな設定だが、それを感じさせずにユーモアのある仕上がりとなっていて好感が持てた。
    推理に強引な面もあるが、短編ということもあり読みやすく、さらに古い日本の風習を楽しく学べる作品になっている。

    評価 ★★★★☆ 星4つ

    おまけ
    昔、現場監督だった頃の某新築物件の基礎工事を思い出した。

    「猫柱伝説」
    基礎コンクリート打設を明日に控えた俺は、型枠・鉄筋の最終チェックを行っていた。
    すると基礎の型枠内で遊んでいる猫の親子を発見。

    「おいおい、そんなところで遊んでいるとコンクリートの中に打ち込まれちゃうぞ~」
    と、やさしく追い出した。

    次の日、コンクリート打設。
    現場経験者なら誰でも知ってるように、コンクリート打設中、現場は戦場のごとくピリピリしている。
    したがって猫のことはすっかりと忘れていた。

    その日の夕方、コンクリート打設が終了し、戦いの終わった戦場のごとく静まり返った現場を見回る俺に「にゃ~にゃ~」と猫の声が聞こえてきた。
    そこには基礎の廻りを悲しげに泣くながらうろつく親猫の姿が...

    「お、お前、昨日の猫...」

    子猫の姿は見えない。

    「ま、まさか...」

    それから数日後。
    基礎型枠の脱型を行う日になり、俺の緊張はピークに達していた。
    が、幸い俺が思っていた最悪の結果は免れた。
    あくまでも表面上は、だ。

    その後は、親猫さえも見ていない。

    その工事は事故も無く無事に竣工した。

    コメント



    ぢゃねえだろ(汗)

    そりゃ

    ヤベーな 化石になるな。

    おれは、昨日事務所のデスクでヘビと目が合ったぞ!そりゃ。びびったぞ。

    き、きっと

    逃げ出したハズ...

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