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    「有頂天家族」 森見 登美彦



    天狗・狸・人間が共生する京都を舞台に繰り広げられる純和風ファンタジー。

    まず、登場するキャラクターが秀逸。
    偉大な父(人間に狸鍋にされて他界)の血を1/4づつ引き継いだ狸の4兄弟+母狸。
    この家族と敵対する叔父狸+ダメ息子。
    天狗の能力を失ったひねくれものの天狗。
    その天狗に連れてこられ、修行の末天狗の力を手に入れた元人間の美女。
    忘年会に狸鍋を食らう「金曜倶楽部」という会の人間達。

    これらが京都で巻き起こすドタバタ劇。
    政治的陰謀が渦巻いたり、食うか食われるかの世界を描いているのだが、所詮「阿呆の血」を持つ狸なので、どこか間が抜けていて暢気な話になっている。
    しかし、ラストに向かう展開はスピード感もあり、ハチャメチャ加減もいい具合にまとまっている。
    語り口も巧妙且つ軽快で、落語を聴いているかのように読み進めることが出来た。

    簡単にまとめると、ジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」の狸社会と「となりのトトロ」的な家族愛、さらに「千と千尋の神隠し」の怪しげな世界観を合わせたような物語。
    宮崎駿にアニメ化してもらえたら超面白い作品が出来そうだ。

    評価 ★★★★☆ 星 4つ

    限りなく5つ星に近い4つだ。
    俺的には今年度No.1かもしれない。
    (といっても何冊も読んでないが)
    続編も書かれているらしいので期待したい。


    P.S.
    レッズ残念!
    まぁ実力の差は明らかなわけで。
    でもどこかでもしかしたら?という気持ちがあったんだろうなぁ。
    ほんとに残念。
    でもJリーグ初期のあのとんでもない時代を知ってると奇跡のような日だ。

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